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ページ1 | ヤマトが還る日

 ゆみと姉は、武蔵野の私立学園に通っていた。小等部2年から3年に進学する際、アメリカンスタイルな飛び級で中等部1年、7年生に進学していた。

 ゆみが7年に進学したことで、その年、中等部の7年生になった姉の祥恵と同級生になったのだった。突然、妹と同級生になった姉は、少し恥ずかしそうだったが、ゆみは姉のことが大好きだったので、いつも一緒にいられて、めちゃ幸せな中等部生活を過ごしていた。

 現国の先生の授業を耳で聞きながら、窓の外をぼんやりと眺めていた。

「あ、お姉ちゃん!」

 ゆみは、窓の外を指さしながら、授業中だったことも忘れ、後ろの席のお姉ちゃんのことを大声で呼んでいた。ゆみの指さす方向には、無数の隕石が大空から降ってきていた。

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