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ページ7 | ニューヨーク恋物語

 この岡島さんとは、旦那さんの方のことだ。今回、日本から飛行機でやって来たのは、奥様と息子、それに3人の娘さんだ。お父さんの岡島さんは、ほかの家族よりも先にニューヨークに赴任してきていて、既にニューヨーク支店、隆が働いている会社の営業部で働き始めているのだった。

「こんにちは」

 隆は、岡島さんのところの3人の娘さんたちにも挨拶をした。

「こんにちは!」

 娘さんたち女の子3人は、元気よく初対面の隆に挨拶を返してくれた。

「こんにちは」

 隆は、今度は3人の娘たちの後ろにいた長男の息子のほうにも挨拶した。隆が、この長男の面倒をみていた頃、会っていた頃は、まだ彼は5歳だったはずだ。

「こんにちは」

 少し低い声で、返事が返ってきた。

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